季語
日本には俳句というたった17文字でその場の情景や気持ちを表現するものがありますが、其処には季節の言葉すなわち『季語』を入れなければなりません(無いのは川柳)。そこでその季語のカタログこと『歳時記』というものが存在するのです。
なんか堅苦しいなーと思われがちですが、この歳時記というもの、なかなか面白いもので、どの言葉がどの季節のものなのかだけでなく、新しく「こんな言葉や言い回しがあるんだ!」という発見も出来たりします。今回は『歳時記』ではありませんが、季語を面白く、わかりやすく解説している本を紹介します♪
- 作者: 夏井いつき
- 出版社/メーカー: 東京堂出版
- 発売日: 2001/08
- メディア: 単行本
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大学の図書館にあったので何気なく読んでみたのですが、これがまた面白い。国語の教科書みたいに堅苦しい言葉であーだこーだ言ってるんじゃなくて、結構軽い口調で解説していったり、その季語に関するおもしろエピソードなんかも載せてあって。読んでて「あはははー(笑)」って思わず笑えるものもあり、新しい発見もありって感じでした。購入まではいかなくても、図書館等で見つけたときは是非読んでみてはいかがでしょう?和歌や俳句じゃなくても小説とか詩とかを作っている人にも想像欲刺激剤になるかも。