M-1グランプリ2006
もはやヨシモトグランプリ。吉本以外でこういう賞レースに、イチオシ芸人を出さない他の事務所ってのもあるんだろうけども。
チュートが優勝したのはホント良かった、けど「えっ!?信じられない!!」と思えてしまっているチュートファンがここに1人。なんでか…昨日のラジオ聴いてたら、本人達がそんなにM-1優勝を意識していない感じだったからかなぁ。
「もし獲ったとして、ヘンにテレビ出演が多くなるとかそういうのはイヤ」って言ってましたしね、徳井さんが。
今回の総括。
なんだろう、このモヤモヤ感は…。
チュートの対抗馬(の様子)がおかしくなかった?『文化祭の創作劇のようなシナリオ』でも組み込まれてんじゃないのかって思った…。
そもそも決勝予選(っていうの?)の順番が運を分けた気がする。そりゃ「運も実力のうち」って言葉はあるけど。
■決勝進出者■
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
フットボールアワー(吉本興業 東京)
ザ・プラン9(吉本興業 大阪)
麒麟(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
チュートリアル(吉本興業 大阪)
変ホ長調(アマチュア)
笑い飯(吉本興業 大阪)
敗者復活戦勝者(12/24決定)
※出演順
敗者復活戦勝者はライセンスでした。
ポイズン
ファンの人には悪いけれど、大分前にオンエアバトルで見たときのほうが面白かった。のに、6月(id:xfourtyx:20060617)、そして今日のと…どんどん劣化してないかな的な香りが。シュールネタを一番手にやるのはかなり難しいってのは分かります、でもアレはちょっと。
フット
すみません…どうやって今まで残ってこれたん!?
今回披露したネタは過去に別のテレビ番組などで何度か見たことがあるんですけど、あれは漫才とはいえないのでは?喋繰り漫才ではご法度と言われる「顔芸」で誤魔化しすぎだったんじゃないかなと思いました。あとでかい声を出すだけで一本調子、クラスのお調子者じゃないんだから。
プラン9
シンプルな自分の心に潜む天使と悪魔のネタ。
中々綺麗にまとまっているものの、ドカン!とくるものは無かったかも。
ふと思ったんですけど、審査員の誰かに『松本紳助』でネタ披露した時と同じようなことを言われていた気が…。
麒麟
「こなれたモンです。」ってオーラは出てたかも、一つ目のネタの時は。ファイナリストに選ばれるのは文句なしと思った。でも!でも!ファイナルで、二つ目のネタで…!!ガッタガタに崩れていった、田村さん。つられて一緒に噛んじゃう川島さん。惜しいものです。
あのネタは原住民からのくだりが面白いのに、行き着くまでで飽きてしまうよ、よよ。
トータル
「ラーメンを作っています!」がちょっとクドイように感じた。でもネタの結構早い段階でつかめていたのが、このコンビの凄いところかなと思いました。
チュート
おめでとう御座います。去年のバーベキューネタと流れがほぼ同じの冷蔵庫ネタをやっぱり先にもって来ましたね!そしてチリンチリン。前にテレビで見たときよりもショートカットされていて、それが逆にいい感じで終われたと思う。前にテレビでチリンチリンネタをした時はグダグダだったから。
優勝決まった時の、徳井さんのすんごい複雑そうな顔が何気に面白かった…。
変ホ長調
アマだからこそ出来るネタが多かったなぁ。これは特にどうコメントを書くべきかわからないです。
笑い飯
時間内にムリヤリ詰めすぎた感が否めない。最近見た、飯のネタのなかでは一番面白いネタがコレだったのかもしれないけど、もうちょっと何かをショートカットできなかったものかなぁ。